スポンサーリンク

宮脇咲良、「一から作詞する場合」と「歌詞を翻訳する場合」の違いを語る

今夜、咲良の木の下で

bayfmラジオ番組「今夜、咲良の木の下で」(毎週水24:00~24:30)の2020/9/23(水)放送回にて。
IZ*ONEの宮脇咲良が、リスナーの「一から歌詞を作る場合と韓国語の歌詞を翻訳する場合では、どんな違いがありますか?」という質問に答えていた。

宮脇咲良:私、奈子、ひぃちゃんが、それぞれ韓国の「La Vie en Rose」「Violeta」「FIESTA」のJapanese Ver.を担当していて、日本語の歌詞を書かせていただきました。

こちらについてはラジオネーム「N77」ちゃんから、こんなメッセージをいただきました。

リスナーメール:今回さくちゃんは「FIESTA」の日本語Ver.の歌詞を担当していて、とっても楽しみです。さくちゃんは作詞・作曲も担当されていますが、一から歌詞を作るのと韓国語の歌詞を翻訳するのとでは「全く違う」と思うのですが、どんな違いがあるのでしょうか?
その「違い」について、お話を聞きたいです。

宮脇咲良:あぁ。もう、全く違いますね。
やっぱり私自身、その「Yummy Summer」は「一から作曲した」私の曲でもあるから、自分が「どういう思いでこれを書いたのか」とかそういうのが全部、頭の中にあるので…当たり前に私の作った曲だから歌詞を作るのもまぁ…そんなに難しくはないんですよね。
「ピースを当てはめていく」みたいな、ほぼ「パズルを当てはめていく」みたいな作業なんです。
自分の中で、もう「イメージ」があるから。

…でも「FIESTA」は作った方の「思い」を受け取るのがすごく難しくて。「私の解釈で合ってるのか?」っていうのを…こう「照らし合わせる」作業が、すごく難しかったですね。

というのも、実際に「その方と直接話す」ことは出来ないじゃないですか。で、私の中にある情報としては「FIESTA」の歌詞しかないんですよ。韓国語の歌詞しか。しかも韓国語と日本語って、やっぱり表現もちょっと違うし…韓国では「よくある表現」でも、日本語だと「ちょっとこれは…歌詞では使わない表現だよなぁ」みたいな表現も結構あるんですね。
だからそういう「違い」だったり、これを作った作詞家の方の「どういう思いでこれを書いたのか?」っていう気持ちを読み取る作業が、すごく難しかったです。
正直、普通に作詞するよりも韓国語を日本語Ver.で作詞している方が難しいですね…。

でもまぁ、2回目ではあったので。「幻想童話」のときに奈子と一緒に(日本語の作詞を)やって、今回「FIESTA」ってことで。なので…。

…これもう、この話だけで今日いけますね(笑)。もう、ずっと話せちゃう。

やっぱり「FIESTA」は…。どんな曲もそうなんですけど、特に「FIESTA」は私たちにとって、すごく特別な「意味のある歌」なんですよね。歌詞もすべてが私たちにとって意味のある言葉で「1つ1つを逃したくない」と思ったんですよ。かっこよくて「立ち向かう」とか、そういう「芯の強さ」とかを感じられる曲だったから、その世界観を表現するには「日本語では、なんて言ったら伝わるんだろう…」と考えるのが難しかったですね。
でも、すっごくその作業も楽しいですね。私「作詞」結構、大好きです。

…「結構、大好きです」って、何ですかね(笑)?
「(作詞するのは)好きです」ね。

パズルみたいなんですよ。「4文字しかないけど、私は何々と何々と、何々と何々を伝えたい…なんて言えばいいんだろう?」って言って、文字を探す。
言葉を探す作業って結構、楽しかったりします。上手く表現できたとか、すごい爽快なので…。

タイトルとURLをコピーしました