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朝井リョウと米澤穂信が山形で対談&サイン会をしたときの話

高橋みなみと朝井リョウ ヨブンのこと

ニッポン放送「高橋みなみと朝井リョウ ヨブンのこと」(毎週日曜22:30~23:00)の2018/11/11(日)放送回にて。
朝井リョウと米澤穂信が山形県山形市で対談&サイン会をしたときの話を当事者の朝井リョウが振り返っていた(※作家トークショー「米澤穂信&朝井リョウ-創作と自分-」。会場:山形市文翔館、日時:2018/10/28(土))。

高橋みなみ:こんばんわ、高橋みなみです。

朝井リョウ:朝井リョウです。

高橋みなみ:さぁ、先月末、朝井さんが岐阜の「みんなの森 岐阜メディアコスモス みんなのホール」で「ぼくのわたしのショートショート発表会」に登壇され、しかもですね、山形でもイベントをされたということで、メッセージが来てますよ。

朝井リョウ:ありがとう(無感情)。

高橋みなみ:いやいや、スイッチ(笑)

朝井リョウ:えっ?先週やっぱ、たかみなスイッチ入れて頂いてたんで。

高橋みなみ:いやいや。あまりに今、感情ゼロだから(笑)

朝井リョウ:朝井リョウスイッチをちょっと入れて。

高橋みなみ:そんなスイッチあったの?ビックリしたわ~。山形県お住まいのリリカじゃないほうさん。

朝井リョウ:はい、ボンジュール。

高橋みなみ:いやいや、ちょっと(笑)感情がおかしいわ(笑)

朝井リョウ:スイッチ入れてるから、今。

高橋みなみ:(リスナーメールSTART)
本日、米澤さんと朝井さんのトークショーを友だちから誕生日プレゼントしてもらい、お二人のトークを聞かせて頂きました。

朝井リョウ:ん~っ!

高橋みなみ:風とともにさりぬを、

朝井リョウ:ブーー!!

高橋みなみ:・・・。間違えましたー!

朝井リョウ:(笑)

高橋みなみ:風と共にゆとりぬを購入し、サイン列に並ばせて頂きました。

朝井リョウ:ありがとう。

高橋みなみ:私は遠くから見守りたい派の私だったので、いざ朝井さんを目の前にしたら、あたりさわりのないことを言い、名字の読み方を強めに訂正してスーッと帰ってきてしまいました。
あのとき言えませんでしたが、チームYです。

朝井リョウ:わぁ、言わなくてよかったね!

高橋みなみ:これからもラジオ・小説楽しみにしています。素敵な時間をありがとうございました。(リスナーメールEND)

朝井リョウ:ありがとうございました。
高橋さんがね、特に。私はLINE LIVEもチェックしたけど、高橋さんは特に私の著作のタイトルなんてどうでもいいということがいろいろと発覚しましたね~。

高橋みなみ:汗書いた~。失礼、失礼。そういうこともあるわよ。

朝井リョウ:で、サイン会させてもらったらさー、まぁ、大きな石をめくったかのようにチームYの人が来ていただきまして。

高橋みなみ:すごいね~。

朝井リョウ:しかも、山形は米澤穂信さんという私がすごい好きなミステリー作家の方と対談させてもらった後のサイン会だったのね。
(※作家トークショー「米澤穂信&朝井リョウ -創作と自分-」。会場:山形市文翔館、日時:2018/10/28(土))

高橋みなみ:お二人並んで?

朝井リョウ:並んで。長机に2人で並んで。あの、だからあれちょっと気持ちが分かったの!
握手会で差が出るみたいな。

高橋みなみ:あぁ~っ!

朝井リョウ:人数に差が出るからさ。あっ、こういうのをずっとやってたんだと思って。

高橋みなみ:そうよそうよ。

朝井リョウ:結構至近距離に米澤さんがいらっしゃる状態で、私もサイン書かせてもらうんですけど。そうするとその「チームYです」っておっしゃるわけですね。並んで下さった方が。

高橋みなみ:アピールね。

朝井リョウ:で、聴いてたらどうするんだと思って。米澤さんが(笑)

高橋みなみ:確かに米澤さんからしたら「チームY?」。

朝井リョウ:「なんかチームを作ってらっしゃる」。

高橋みなみ:(笑)

朝井リョウ:「朝井さんは読者をなんか束ねていらっしゃるの?」というふうに思われてしまったらどうしようというリスクと戦いながら。なんかもう咳き込んだりしつつ。「う、うんっ」って。

高橋みなみ:それぐらい会話ちょっと聞こえるぐらいの距離感?

朝井リョウ:もうすぐ隣で。

高橋みなみ:あー、ヤバイね。

朝井リョウ:やってたのでね、すごいドキドキしましたけど。思ったより多かったんですよ。そこに来ていただいた中で。

高橋みなみ:スゴイ。チームYってそんなにいるの?

朝井リョウ:本当にもうみんな、普段はだから、なんていうの、そのー、身分を隠してるわけ。

高橋みなみ:山形だと何時ぐらいに放送なんですか?山形放送さんは、

朝井リョウ:びっくりした。山形に時差があると思ってのかと思って。

高橋みなみ:違うよ(笑)

朝井リョウ:ひどいよ!

高橋みなみ:いや、あるじゃん!だって、同じ時間じゃないじゃん、きっと。土曜の夕方?

朝井リョウ:ほぼ1周間遅れだから、中には課金してリアルタイムで聴いて下さってる方もいたんですけど、ちょうど私達が予防接種を本番中に打つという、あのー、愚行を繰り広げ、

高橋みなみ:愚行(笑)

朝井リョウ:ニッポン放送から追い出された回の直後の回だったから、直後のサイン会だったから、ちょうどその予防接種聴いてない人もいっぱいいて、

高橋みなみ:良かった。セーフ。

朝井リョウ:そう。予防接種なんてしてない顔で。私はまさか、よもや予防接種なんて本番中にしてないよ顔でサインも対応させて頂いたりとか。

高橋みなみ:良かったね。「チームYです。予防接種、私も打ちます」とか言われたら、もう意味分かんないもんね。

朝井リョウ:いや~、本当に意味分かんない。
米澤さんからしたら、「えっ、予防接種?朝井さん、全然小説の話してなくないですか?読者の方と」ということになっちゃうわけですから。

高橋みなみ:アブねぇ(笑)

朝井リョウ:本当気をつけて。

高橋みなみ:それどうするの?それ言ったほうがいいの?じゃあ、言わないほうがいいの?チームYということは。

朝井リョウ:言わないほうがいい。だからあの、チームYの人はだから、右手で左耳を触るとか、そういう感じで伝えて頂ければ。

高橋みなみ:あとじゃあ、指でYを作るとか?

朝井リョウ:わぁ~、ダサイダサイダサい。もっと自然な感じにしてほしいです。

高橋みなみ:こうやって?

朝井リョウ:駄目です、駄目です。なんか本当にもう自然な、東野圭吾 白夜行みたな感じで、すれ違いざまに、あのー髪をすっと。駅とかですれ違いざまに。

高橋みなみ:後ろピース、後ろピース。

朝井リョウ:あっ、そういう感じ。そういう感じ。
それぐらいの、ボールペン3回ノックとか、なんかそういうスパイみたいなやり方で伝えてほしい。

高橋みなみ:(笑)でも絶対それもさ、どなたか隣にいたら気になるよね(笑)
なんか、全員トントントンってやってるって。

朝井リョウ:カチカチカチ。

高橋みなみ:こぉ~わっ(笑)

朝井リョウ:モールス信号のような形でお伝え頂ければいいかなというふうに思います。

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