2018/10/14(日)22時30分~放送のニッポン放送のラジオ番組「高橋みなみと朝井リョウ ヨブンのこと」で、朝井リョウが、東出昌大がMCのNHK BSプレミアムの本の番組「推しボン!」に出演した際に、自身の紹介VTRにラジオ(ヨブンのコト)で馬鹿笑いしている映像が流されて恥をかいた話をしていた。
朝井リョウ:まぁ私たちが、公式にね、サポートしている俳優さん、覚えてますか?
高橋みなみ:あ、涼真 竹内?
朝井リョウ:それ、初代じゃん。
高橋みなみ:あれ?
朝井リョウ:2代目でさ、東出君(東出昌大)になったじゃん。
高橋みなみ:あ、そっか。
朝井リョウ:東出先輩がやっている番組に呼んで頂きまして、私。
高橋みなみ:おー、何々?
朝井リョウ:久しぶりにテレビカメラの前に立つということがあったんです。
高橋みなみ:いつオンエアー?
朝井リョウ:でも、本の番組だからだよ。本の番組だから。それは。
高橋みなみ:見たい、見たい。いい、本の番組でももちろん。
朝井リョウ:東出君が本大好きっていうのと、あと、東出君ともう一人MCの松岡正剛さんっていう、編集工学者っていう方がいらっしゃって、
高橋みなみ:へー、すごい。
朝井リョウ:で、その人の家が360度全部本みたいな家で、
高橋みなみ:すごいなー。
朝井リョウ:仕事場も兼ねていらっしゃるところだと思うんですけど、そこで。もうなんか、変なスタジオ作るよりももうスゴイわけ。
高橋みなみ:そうだね、圧巻ですよ。
朝井リョウ:そこで収録があった番組があったんですよ(※番組名:推しボン!~あなたに効く!著名人の極上ブックガイド~NHK BSプレミアム)。
で、内容は私と、あとヤマザキマリさん、漫画家の、ヤマザキマリさんと、服部文祥さんという登山家の方が、とにかく好きな本の話を1時間番組でするっていうので、
高橋みなみ:楽しそう。
朝井リョウ:一人ずつ、まぁ20分ずつとか。分かんない、私だけ5分とかかもしんないけど(笑)
高橋みなみ:めっちゃカットされてるやん(笑)
朝井リョウ:一人まぁ20分ずつぐらいで、好きな本について、松岡さんと東出君は固定で、あとゲストは変わっていって、みたいな番組があったんですよ。で、いい番組じゃないですか、もう。嬉しいじゃないですか。
高橋みなみ:そうね。
朝井リョウ:NHK BSプレミアムで。本の番組だし、東出君となかなかプライベートでお会いできない。あの、家に遊びに行ったら犬の毛とかで確かめてしまうような人間なので、なかなかお誘いとかもできない中、でも収録があれば会えると思って引き受けたんですね。
高橋みなみ:うん。
朝井リョウ:そしたら、そのー、こういう人達ですよ、っていう紹介VTRみたいな、ゲストそれぞれの紹介VTRみたいななのを、数秒・数十秒流すために、普段のお仕事の風景にちょっとだけ密着したいっていう話を頂いて。
高橋みなみ:うん。
朝井リョウ:で、その人がなんか例えばこういう場面みたいな感じで送ってくれた中に、編集さんとの打ち合わせであったりとか、あのー、対談、誰かと対談している姿とか。その中に、ラジオの収録風景みたいなのが書いてあって、それはまずすぐ断ったのね。
高橋みなみ:酷くない!?
朝井リョウ:だってさ、東出君とさ、見る映像なんだよ。東出君と。
高橋みなみ:見切れさせてよ。見切れさせて!
朝井リョウ:やだ、昌大、昌大と一緒に見る映像にそんなものは無理と思って。
高橋みなみ:なんで~!かなちい。
朝井リョウ:無視して、私、来春に新刊を出すんですけど、来年の春に。
高橋みなみ:映りたかったなぁ。
朝井リョウ:その打ち合わせの風景に来てくださいと。小説家としての、
高橋みなみ:ここ来て頂いても?ヨブンでも?
朝井リョウ:一面を見せたいなと思って。
高橋みなみ:(笑)
朝井リョウ:わざわざ、中央公論新社という場所で行われる打ち合わせの場所に来てもらって、本当にカメラさんに来てもらって、
高橋みなみ:あー、すごい。
朝井リョウ:編集者さんとの打ち合わせもね、撮ってもらったんですよ。でも、本当いかにもなところ撮ってもらおうと思って。新刊の直しに入る段階の打ち合わせだったから、紙で全部印刷された原稿用紙700枚から800枚分ぐらいの原稿にこう、ピアノの鍵盤のように付箋がついているっていう、いかにも、
高橋みなみ:すごい。いかにもだね!
朝井リョウ:そう、いかにもでしょ。で、なんかそれをこう1個ずつ修正点確認しながら、「あぁここは・・」みたいなとこを撮ってもらったの。もう、ドヤで。
高橋みなみ:やだぁ(笑)
朝井リョウ:ここ、付箋の数見てー!、つって。ここ、こんだけ細かくやるよーって。ドヤドヤドヤ、つって。撮ってもらったんですよ。で、その後に収録があってさ。私の前がヤマザキマリさん終わって、次、朝井さんです、みたいな。で、東出君と久々の再開!私たちのプリンス!「わぁ~」ってなった、もう。
高橋みなみ:来た、来たよ。
朝井リョウ:「わぁ~、カッコいい!」ってなった、単純に。なんか喋ったりとかして、「じゃあお願いします」みたいな、感じで回るわけですよね。で、朝井リョウさんとは、みたいな感じで、〇〇さんが出て下さった映画の映像がぱっと流れたりとか、して、あのー、その密着してもらった。いかにも私がこう苦悩している、小説家として苦悩している映像がぱっと流れた、あ・と・に!
覚えてますか?一度、NHKさんが私たちこの収録に、
高橋みなみ:あぁーー!!
朝井リョウ:入って下さったこと覚えてますか?
高橋みなみ:うん。
朝井リョウ:その映像が流れたの!
高橋みなみ:ありがとうございます!
朝井リョウ:ふざけんなよー!!(大声で絶叫)
高橋みなみ:やっぱりNHKさんは仕事が出来るね。
朝井リョウ:馬鹿笑いしてる映像!
高橋みなみ:足りなかったのよ、やっぱり。ちょっとそういう部分も欲しかったのよ。
朝井リョウ:しかもその時、音声流れてなかったけど、確かあのとき黄金(うんこ)の話をしてるんですよね。で、馬鹿笑いしてる映像がサッて流れて。私、そのとき、「違うんです!」って言っちゃったの。
高橋みなみ:違うんですって何がよ(笑)
朝井リョウ:そう。それまですごいドヤと思って。映画の映像とかさ。で終わったら、ぱってラジオが・・。「あ、違うんです。」って(笑)
高橋みなみ:(笑)違うくないよ!もう、現実なんだから。