RADIO BERRY FM栃木 ラジオ番組「IZ*ONE本田仁美とWorld Get You」(最終木21:30~21:45)の2020/9/24(木)の放送回にて。
「本田仁美とWorld Get You」は今回の放送が最終回となり、ベトナムから日本に留学している「マイスンロック」さんの体験談が紹介されていた(「IZ*ONE本田仁美のWorld Get You」は10月より毎週月曜日・16時25分頃「B・E・A・T」での放送)。
本田仁美:今回、お話を聞きするのは…。
マイスンロックさん:ベトナムから参りました。マイスンロックと申します。
本田仁美:おぉ~。「参りました」「申します」日本語がとても丁寧ですね。本田仁美と申します。
私は、あまり「申します」という言葉は使ったことないかもしれませんが…(笑)。
それでは、マイスンロックさんのプロフィールを紹介します。
日本語や日本のビジネス知識を学びたい。日本の文化を体験したい…という思いで留学を決めたマイスンロックさん。現在24歳ですが…なんと既に結婚していて、母国では奥さんと息子さんがマイスンロックさんの帰りを待っているんだそうです。
現在、大学4年生。アルバイトと学業を両立させながらも大学生活を経て、卒業後は日本とベトナムに関わる企業に就職するのが目標なんだとか。
え! 24歳で奥さんと息子さんがいらっしゃるんですか?
…待って。私と何歳差だ? う~ん。そんなに歳…5、6歳しか変わらないのに、もう「お父さん」なんですね。わぁ~すごいなぁ…若いのに、すごくしっかりされていますね。
でも家族を母国に残してまでも「日本で学びたい」という強い想い…いやぁ、すごい決心ですね。小さなお子さんがいらっしゃったら、やっぱり「毎日会えない」って本当に辛いと思うんですけども…。もしも自分がこの歳で「子供がいる」ってなったら、やっぱり毎日会いたいですよね…うん。留学生の皆さんって、アルバイトをして自分で学費を稼ぐって人が本当に多いから…。
いやぁ。本当に素晴らしいなぁと思います。
日本の「良いところ」「残念だと思うところ」
マイスンロックさん:日本の良いところは、季節によって景色が変わっていくところです。
残念なところは、日本人は働きすぎてストレスをためることが多いと思います。
本田仁美:…あ。「季節が変わる」「四季がある」っていうの…え。私、当たり前だと思ってました。あ~当たり前でもないか…。まぁさすがに「冬」と「夏」っていうのは、どの国にもあるって思ってました。ちょっと…はい。すみません勉強不足ですが…。やっぱり暑かったり寒かったりして色々忙しいけど、それも日本の良さなのかもしれませんね。
そして「日本人は働きすぎ」というコメントもありましたけど…まぁ、そうですよね。最近では結構「働きすぎ」とかで社会問題になっていたこともありましたけど。私自身、今こうやってお仕事をさせていただいて感じたのは…やっぱり忙しい分、私は「働く」っていうか「働くっていう考え」でやっていないので…なんだろうなぁ。例え大変なスケジュールであっても、終わった後の「達成感」というのはその分大きいし、むしろ私はたくさん「働く」というか「IZ*ONEとして活動する」のはすごく楽しいので、私は「とてもやりがいがあるな」っていうふうに思ってます。
日本に来て、大変だったこと
マイスンロックさん:「言語の壁」や「価値観・習慣の違い」が自分の想定以上に影響をもたらし、私の「夢への気持ち」も何度か揺らぎました。
しかし、私は「日本人との対話を大事にする」「緻密な計画を立てて実行する」「常にポジティブに努める」などの工夫をしながら難局を乗り越えてきました。
本田仁美:なるほど「価値観や習慣の違い」。
同じ日本人でも人それぞれなのに、生まれも育ちも違う外国の方だったら…そうですよね。価値観の違いによって、全く共感してもらえない辛さ…そうですね。私もわかるような気がします。
「言語の壁」っていうのは、私も本当に感じるところはありますね。伝えたいことをうまく伝えられない。ストレートに伝えられないもどかしさっていうのは…本当に。私も今はちょっと「韓国語」は出来るようにはなりましたけども、まだそういう部分があったりするので…その「もどかしさ」っていうのは私も本当に理解できます。
そしてマイスンロックさんがやった3つのこと「日本人との対話を大事にする」「しっかりとした計画を立てて実行する」「常にポジティブに努める」ということだったらしいんですけど…言うのは簡単だけど実行するっていうのは大変ですよね。
「対話の大切さ」は、私も本当に大事だと思います。韓国語とか…こう「言語」って、教科書だけで学ぶよりも実際に現地の方とお話することでイントネーションだったり…そういうのを学ぶこともできるし、私もいつも「あぁ…これ本当に韓国語で合ってるのかなぁ」っていう不安を抱きながら話している部分があって、私は割とネガティブになっちゃってるんですけど「常にポジティブに努める」っていう…素晴らしいと思います。「ポジティブにいる」ってかなり大変なことだと思うんですよ。だから3つとも「自分に厳しくないとできないこと」だと思うんですよね。24歳でこんな大変なことを常に心がけているのは…本当に「私も見習わなきゃいけないな」っていうふうに思います。
家族へのメッセージ
マイスンロックさん:アン君、元気? 毎日ちゃんと食べてる?
君とお母さんに会いたいけど、忙しくてベトナムに帰れません。
でも、お父さんは毎日元気で頑張っているから心配しないでね。
本田仁美:わぁ~感動的なメッセージですね…泣けてきました。いやぁ…私も日本にいる家族に会いたくなっちゃいましたね。きっとアン君も絶対に、お父さんに…いや。お父さんが思っている以上にきっと「お父さんに会いたいな」って思っているはずだと思います。
家族と離れて日本で頑張るマイスンロックさん。私もマイスンロックさんの力になれるように…とくに「これが出来る」っていうわけではないかもしれないですけど、やっぱり私も「家族と会えない」っていう同じ立場ではあるので。お互いに…ね。家族に会えない寂しさを抱きながら、大きな前向きな「明るい未来」に向かって一緒に頑張っていきましょう。